スケジュール

2022-06-25 (土) 13:00~
上映会
ドキュメンタリー映画『岸辺の杙(くい)』<輿石正 監督>上映会
『岸辺の杙(くい)』
― ハンセン病の在日韓国人作家 崔南龍(チェ・ナムヨン)の生涯をたどり「差別」を問う ―
2020年/監督:輿石正(こしいしまさし)/沖縄・名護 じんぶん企画/106分


【時間】1回目13:00~/2回目16:00~
 ※各回30分前開場。上映終了後にフリートーク30~40分
【料金】予約1200円/当日1500円
 ※飲食提供無し(飲み物持ち込み可。フリートークの時間にご希望の方のみドリンクオーダー可能)
 ご予約は当サイト「gieeへメール」からお願いします。

◆輿石正監督の作品紹介より

1931年、2月26日、神戸の朝鮮人集落で生まれた崔南龍(チェ・ナムヨン)。
2013年岡山県瀬戸内のハンセン病療養所・邑久光明園で私は、初めて崔さんに会った。
眼は完全に光を失っていた。
このドキュメンタリー映画を完成させるのに7年かかった。その大半は私の自業自得の死骸で埋めつくされている。それでも制作をやめなかったのは何故だったか。
「らい」からの問いは、静かで重い。
その問いを辿っていくと、パンツもはいてなかったときの<人間のふるさと>の影が、遠くに見えるところに行きつく。崔さんの<気配力>が、そのふるさとへの導線となってくれた。
「差別」の鋳型からつき抜けたかった。
辺野古を思う。

輿石正:沖縄・名護在住。主な作品に『基地はいらない・命の響き〜名護・辺野古の記憶と記録〜』(2002年)、『未決・沖縄戦』(2008年)、『悼画 金城祐治さん〜辺野古・命を守る会の根もとには〜』(2009年)、『ノグチゲラの里から地球の未来へ』(2010年)、『辺野古不合意-名護の14年とその未来-』(2010年)、『10年後の空へ』(2011年)、『シバサシ』(2012年)、『岸辺の杙』(2020年)
https://www.edic-121.co.jp/index.html

岸辺の杙表.jpg